ALP (アルカリホスファターゼ)成長期の身長

こんにちは、キクチです。

本日は、前回の続きになります。

 

ALP (アルカリホスファターゼ)

ALPは、肝臓で作られる酵素の種類で、骨の代謝にも密接に関係していて

この数値が成長期の身長の伸びを示す重要な指標となると言われています。

 

成長期に入って骨端線 (成長に必要な軟骨部分)の細胞が前向きに働き、身長が伸びます。

それに伴ってALPの値が大幅に上昇していきます。

500ぐらい上昇してピークを迎えると値が下がり始め、それが最終身長を示す目安になるのです。

 

ただし、思春期が始まる前の子供に関しては、当てはまりません

思春期が終わりに差し掛かっている子供に関しては、ALPの値は非常に有効と言われています。

 

ALP350以上

この場合、これから+3cm以上伸びる可能性があります。

中には+5〜+8cmと大きく伸びるお子様も!

 

ALP175~350

+1~2cm程度の伸びが期待できます。

 

ALP113以下

ほとんど伸びが見られないことが多いです。

この数値が大人と同じレベルなので、身長の成長がほぼ完了したと考えられます。

 

特に、思春期前のお子様の場合、この数値だけでは正確な予測が難しいこともありますので、

一つの目安としてご参考にしてください。

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