こんにちは、キクチです
本日は、【なぜレッスンのメニューの中に勝ち負けが必要なのか】です。
僕は、スポーツをしている子に対して指導する時、
体力をつけるためにひたすら長距離を走るメニューをさせないのですが
それは、
スポーツは、相手がいて、切り替えしがあり、急停止があり、コンタクトがあり、リアクションがあり、何より判断があるからです。
ただ走るんじゃ、試合で走れるようにならないし、ゲームで発生するインパクトをトレーニングで再現できなければ、試合でパフォーマンスができないと思うからです。
それに追加で
僕は絶対、勝負をさせて順位をつけます。
勝敗は、小さい時からつけない方が良いって意見も聞きますが、メンタル的な話は置いといて
試合で走った時と本番に近い練習内容で走った時(どちらも同じ距離)
血中乳酸は、圧倒的に試合のほうが高いとデータが出ています。
と言うことは、
相手と競うとか、失敗できないとか、負けたくないとか、「試合という環境」が情動に及ぼす影響はとても大きく
その状況を練習でも作り出していかないと
本番では異常に疲れて本来の実力が発揮されなくなるからです。
これは、テストや受験にも繋がる話で
テスト当日や受験など、緊張からホルモンや神経系が乱れて、頭が回らなくなるのを防ぐのにも繋がります。
いかに本番で力を発揮できるか!
それがメニューに勝ち負けが必要な理由です。
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