早く走る為に必要なポイント

こんにちは、キクチです。

先日、町内の運動会があり、 爆走したら走りのコツを聞かれ

色んな人が認識を間違っていて、 びっくりしたので

今回【早く走る為に必要な情報】 をお伝えしたいと思います。

 

早速、一つ質問をします。

走ってる時の動作を4つに分けたとして

①脚を上げる動作

②上げた脚を着地する動作

③着地した脚を後ろに蹴る動作

④蹴った脚を戻す動作

 

この4つの動作があったときに

この中で、どの動作が一番速く走るために最も重要視しなくてはいけない動作でしょうか?

 

これ、多くの方が間違えると思います。

自分自身も、走りのデータを知るまで認識が間違っていました。

 

よく聞いたり、見たりするのは ①と③だと思いますが、 正解は、になります。

このデータは、短距離走のメダリスト達を調べて出しているのですが、 色んな角度から調べるためにカメラ60台以上も使ったりしたそうです。

 

①、③、④の所では、あまり選手達に差がなかったのに対して

②だけが、著しく差が出たとデータが取れています。

 

じゃあ、なんで 「モモ上げすると早く走れる!」 みたいな間違った情報が認識されているかと言うと

当時、金メダリストの指導しているコーチが 『プッシュ!プッシュ!』と言った言葉を

日本のコーチが『地面を蹴る!』と勘違いしたことが原因だそうです。

 

実際は、骨盤を前に出す 『プッシュ!』って意味で言っていたそうです。

 

話は、戻りますが

上記の質問の正解が①だと思っているコーチだと

「モモ上げ」みたいなことをさせるかもしれないし

 

③が正解だと思っていたら

「地面を蹴る動作」を重点的にトレーニングしてしまう可能性が高くなります。

 

実際早く走るためには、①③④も鍛えないといけないポイントではありますが

ただ他と差を出すためには、 ②の動作を鍛えている人の方が速いってことになります。

 

また、上げた足を着地する動作に必要な筋肉は、 深部の筋肉がとても重要だと言うデータも一緒に出ているため

陸上選手が体幹トレーニングをしている映像がよくテレビで取り上げられています。

 

この様に今は、最先端の技術でどんどんアスリートの動きは解明されてきているので

最新の情報に置いていかれない様、常に勉強をして

 

通って頂いている皆様に良いレッスンが提供できるようにこれからも頑張ります!

今後も宜しくお願いします。

良い姿勢と動的姿勢

こんにちは、キクチです。

本日は、【良い姿勢と動的姿勢】 についてです。

一般的に「良い姿勢」とは、 背筋をまっすぐに伸ばし、頭を正しい位置に保つことが理想とされ

静的な場面において効果的ですが、

 

スポーツにおける姿勢は、動きの中で求められるため、【動的姿勢】の方が重要です。

この視点の違いが、 競技パフォーマンスに大きく影響を与えます。

 

まず、静的姿勢と動的姿勢の違いですが、

スポーツでは常に動きが伴うため、静的な理想の姿勢をそのまま当てはめると、 逆に動きが制限されることがあります。

 

例えば、2003年の研究では、 【理想的な姿勢】を強調しすぎると筋肉の活動が制約され、 運動の効率や範囲が低下することが分かっています。

 

また、2014年の研究では、 柔軟性の低い選手が【良い姿勢】を強制されると、 スプリント能力が低下することが確認されています。

 

これらの研究から、 動きのあるスポーツにおいては、 静的な姿勢よりも競技に合わせた動的な姿勢の方が、重要であることが明らになっています。

 

姿勢制御には、 脳や神経システムが重要な役割を果たしています。

 

特に 【小脳、基底核、前庭系、脊髄反射】 が姿勢の維持と調整に関与していることが分かっています。

【小脳】 体のバランスや運動の調整に関わり、特に動作の精度を高める役割を担っています。

 

【基底核】 運動の開始や抑制を調整し 姿勢の安定性を保つ機能を持っています。 ※基底核の機能が低下すると運動障害が生じ パーキンソン病のような症状が現れ姿勢の安定性が損なわれる可能性があります。

 

【前庭系】 体のバランス感覚を司り、頭の傾きや回転を感知して 脳幹や小脳に信号を送り、バランスの維持に役立てます。

 

【脊髄反射】 外的な刺激や姿勢の急な変化に対して即座に反応し、 筋肉を収縮させて姿勢を維持する自動的な反応です。

これにより、意識的な制御なしに、素早い姿勢の調整が可能になります。

 

スポーツにおける姿勢制御には、眼球運動との統合も重要です。

『脳幹、小脳、視覚系、前庭系』 が協力して働き視覚と姿勢の安定を保ちます。

 

【脳幹】 姿勢制御と眼球運動の調整において中心的な役割を果たし 特に前庭動眼反射(VOR)によって頭の動きに応じた眼球の自動的な動きを実現します。

これにより、歩行中や回転運動中でも視覚の安定が保たれています。

また、脳幹の網様体は筋緊張を調整し、急な姿勢変化に即時に対応します。

 

【小脳】 姿勢と眼球運動の微細な調整を行い 動作中の姿勢維持をフィードフォワード制御によって最適化します。

 

【視覚系】 外部からの情報を基に運動皮質が姿勢調整の計画を立て、正確な動作を実現します。

 

スポーツにおいては、 静的な【良い姿勢】だけでなく、

競技に応じた動きに対応できる 【動的姿勢】がパフォーマンス向上に欠かせない要素となるため、

スポーツ中は、静的な良い姿勢を声掛けするのは、やめましょう!

脳科学から見る、スポーツの効果

本日は、 【脳科学から見る、スポーツの効果】についてです。

 

最近の研究から、 運動が脳に与える影響が、 どんどん解明されていることをご存知ですか?

 

運動やスポーツを行うことで、脳の 『可塑性(ニューロプラスティシティ)』が高まり、

新しいスキルを学ぶ力が強化されます。

 

例えば、何度も繰り返し練習することで、 脳の神経回路が強化され、 動きがより正確でスムーズになっていきます。

これは、脳が新しい動きに順応し、神経回路を再編成しているからなんです。

 

『脳の可塑性』とは、 脳が経験や環境に応じて自分を変える力のことです。

この柔軟性は、年齢に関係なく誰でも高めることができ、 運動はその最大の助けとなります。

 

特に運動中には、脳内で 【BDNF(脳由来神経栄養因子)】 という物質が分泌されます。

BDNFはニューロンの成長を促し、 記憶力や学習能力を向上させるだけでなく 気分を安定させ、ストレスを軽減する効果もあります。

 

さらに最近の研究では、有酸素運動が脳の「海馬」という、 記憶に深く関わる部位を大きくすることが分かっています。

海馬が大きくなることで、記憶力や集中力がアップし、 認知症のリスクを減少させることが期待されています。

これは、大人に限らず子どもにとっても重要で、 成長期の脳にも大きなプラスの効果を与えます。

 

もうひとつ注目すべきは、 運動が脳の『前頭前野』の働きを活性化させるということです。

この部分は、計画を立てたり、 問題解決能力を高めたりする役割を担っています。

 

運動を習慣にすることで、子どもたちは学校での学習効率が向上し、 集中力や創造力も高まることが期待されています。

 

運動は、単に体を強くするだけでなく、脳を成長させ 心の安定や人間関係のスキル向上にもつながります。

これからも一緒に楽しく体を動かして 心も体も一緒に成長させていきましょう!

2024年 店休日 お知らせ

キクチジムのお休みのご案内

いつもキクチジムをご利用頂きありがとうございます。

2024年のレッスンお休みがこちらとなります。

 

3月

30日(土曜)

 

4月

29日(月曜)

 

5月

1日(水曜)

2日(木曜)

6月

29日(土曜)

7月

15日(月曜)

31日(水曜)

8月

29日(木曜)

31日(土曜)

9月

30日(月曜)

10月

30日(水曜)

31日(木曜)

11月

30日(土曜)

12月

30日(月曜)

31日(火曜)

 

 

何かご不明点やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

菊池

長期記憶と睡眠の関係からスポーツ動作の学習

こんにちは、キクチです。

本日は、【長期記憶と睡眠の関係からスポーツ動作の学習】について

話します。

 

長期記憶の定着において重要な役割を果たすのは、睡眠であることが当たり前となっていますが、

 

進化の進んだ淡水魚類は、長期記憶を持つ傾向が強いのですが、

古代の魚類(例: ホオジロザメ、マグロ、カツオなど)では、違うことが分かっています。

 

一方で、底棲性で長時間動かないテンジクザメのような魚は、長期記憶の能力が著しく、特殊な図形を50週間以上記憶する能力が確認されています。

 

動き続ける魚類では長期記憶の明確な証拠が少なく、睡眠と行動が明確に分離している魚種では記憶力が発達しているという事も分かっています。

 

このことから、睡眠と記憶の定着には強い関連が考えられています。

 

魚類の記憶は、主に嗅覚を基盤にして、光情報や聴覚情報と統合して餌や外敵、空間の情報を記憶していることも分かっています。

 

これは一般的に『手続き記憶』と呼ばれるもので、

 

自転車の運転や楽器の演奏など、反復的な経験を通じて習得されますが、いつどこで会得したかについての情報記憶は消えてしまいます。

 

手続き記憶は、情報が一度形成されると、意識的な処理なしに自動的に機能し、長期間保存される特性を持っています。

 

手続き記憶は、①運動技能  ②知覚技能  ③認知技能

の3種類に分類され

 

たとえば、

①   運動技能:自転車の運転や楽器演奏

②   知覚技能:鏡文字の読み取り

③認知技能:複雑なパズルの解決

に該当します。

 

これらは意識に上らず、繰り返しによって熟練する技能であり、行動に記憶が反映されることが特徴です。

 

また、手続き記憶は海馬ではなく、大脳基底核と小脳に記録されることが知られているため神経細胞に記憶を定着させ、スポーツ動作の学習を行なっていくためには、睡眠が不可欠であることが理解できます。

 

是非、睡眠の管理も意識してみてください!

こどもにおける年齢別の推奨睡眠時間(厚生労働省提供)

起立性調節障害は、手技で治らない

こんにちは、キクチです。

本日は、【起立性調節障害】について話していきます。

 

起立性調節障害って聞いたことありますか?

症状としては、起きた時に心拍数が上がってフラフラで立てなくなるのですが、

今、早い子で小学生ぐらいから症状が出てる子がいるらしく。。。

中学生においては、10人に1人が症状があるそうです。

これ、食事が原因って言ってる方もいますが

食事も大事だけど他にもっと手前に大事なことがあるよね!って事で、書いていきます。

それは、『眼球運動と身体運動を一致させること』です。

視覚の情報と前庭器官が一致していないと起こるバグみたいなものがありまして、

大脳で描いた事と小脳で調節されることが一致して、

上手く身体が動いたか、動いてないかを判断するのですが、

これが狂うと船酔いや車酔いみたいになります。

じゃあ、その一致しない場面って、どんな場面かと言いますと

ゲームしてる時、携帯をいじっている時、本を読んでいる時」など

要するに、目だけが凄い動いているのに身体が全然動いていない時です

ゲームのしすぎ、携帯の触りすぎ、この場合はすぐに運動させてください!

他にも原因としての要因があります。

・生まれつき心拍数が上がりにくい

・21時以降に食事する

・寝るのが遅い

・学校に行きたくない、起きるのが嫌だと思ってしまっている。

(報酬系が働かない)

この条件が組み合わさると、発症しやすいです。

 

もし発症した場合は、以下できることをやってください!

・目が覚めたらまず、目を動かす、次に首、そして寝転がりをしてから体を起こす

・朝の光を浴びる

・水分を摂る(血管の圧力を高めて身体の興奮性UP)

・塩分、糖分をちゃんと摂る(体に水を引き込むため)

・運動をして報酬系回路に刺激を入れる

たまに、整体師が手技で治せます!とか言ってますが

これは、絶対にありえません!!

不安につけ込んだ最悪な行為だと自分は思ってます。

根拠が明確じゃない神経神話

こんにちは、キクチです。

本日は、【神経神話について】です。

 

神経神話とは、神経について根拠が明確でないのに信じられている事です。

今回は、4つご紹介します!

 

①『人間は脳の10%しか使っていない』

PETスキャンやMRI脳画像診断などの技術では、脳は単純な歩行作業でさえ、脳の大部分の領域が働いていることが分かっています。

結果

・歩くだけでも脳は使うので、運動は脳のトレーニングになります!

 

②『右脳型と左脳型』

MRIで測定すると、右脳も左脳もほぼ同程度に神経ネットワークが発達し結合されている事が分かっている。

※下記も同様に神経神話になります。

・男性脳と女性脳(男女の脳の性差)

・視覚学習型と文字学習型

・文系脳と理系脳

・創造力は生まれ持った才能である

結果

・才能よりも環境や習慣、努力で可能性は広がります。

 

③『運動はできるのに勉強ができない』

歩くだけでも脳は、全体のネットワークを利用しています。

運動神経を利用するということは、勉強にも生かし得る脳のネットワークを研ぎ澄ませている事になります!

結果

・運動をすれば、勉強に使う脳の領域を研ぎ澄ませているため勉強もした方が断然良い!

 

④『大人になると脳は成長しない』

最新の脳医学研究では、海馬が脳細胞を新しく生み出している事が判明しています。

高齢者でもよく頭を使う人ほど、軸索が太くなったり、伸びたりしてシナプス小胞の数も増えていく事が分かっています。

結果

・生涯を通して勉強をし、成長し続けましょう!

 

どんな分野でもまことしやかに囁かれる神話というものが存在します。

正しい情報を選び取りながら、日々勉強し続けることが大切となります!

自律神経が美脚に影響する

こんにちは、キクチです。

本日は、【自律神経が美脚に影響する!?】って話です。

自律神経は、24時間365日働いているわけですが、この自律神経のうち交感神経は

筋紡錘を支配しています。

筋紡錘は、筋肉の緊張をコントロールする役割があるので

自律神経が乱れれば、脚の筋肉にも影響が出る可能性があって当然ってことが分かります。

また、ストレスで交感神経が緊張すれば、呼吸が速くなって、脊柱のアライメントも息を吸うポジションで固定されます。

そうすると、固定された脊柱だと下肢の筋群へかかる負荷を上手く吸収することができない為

、下肢の筋群に過剰な負荷がかかり美脚を阻害する要因になったりします。

もっと言えば、自律神経の反射機能による影響みたいなことも考えられるかもしれません、

内臓のトラブルが起こるとそれが反射的に脊髄に伝わって、それに近い部位の脊柱の筋群も

緊張されます

脊柱の筋群の一部の緊張が強まれば、呼吸の時と同様に脊柱のアライメントが変化し、

一定の形で固定をしてしまい、結果として、脚へかかる負荷が増大して美脚が作れなくなるということです。

美脚づくりのためにトレーニンング頑張っても、自律神経が乱れてたら効果は半減するし

逆に日常で負荷になってしまい足が太くなる可能性もあるって考えると

運動を頑張っている人は、自立神経にも目を向けてみてください!

子供の時に知りたかった脳科学的、勉強法

こんにちは、キクチです

本日は、脳科学的おすすめ勉強法です。

 

まず、(記憶)は、海馬で主に作られます。

他にも前頭葉、側頭葉、などが有名な部分になります。

 

この部分は、ストレスと睡眠不足に弱く

ストレスがかかると萎縮して記憶力低下につながります。

 

 

逆によく寝ている子や『好き・楽しい』などの感情で勉強している子は、記憶力が

向上します。

 

また、人は勉強した

20分後には、42%

1時間後には、56%

1日で74%も忘れてしまうという、実験結果があります。

 

なので、記憶力が無いとか関係なく人は忘れるために脳ができています。

 

じゃあどうしたら忘れないようにするかと言いますと

当たり前ですが、復習をすることが大事!

 

ここで効率が良い復習のタイミングを教えます。

1日後、3日後、10日後、30日後、90日後

 

このタイミングで復習すると脳は、生存において必要な情報なのかと

勘違いを起こし、長期的記憶に定着がされます。

 

復習は、生存に必要と思わせる他に好きな事と誤認識を起こして定着しやすくなりますが、

心から嫌だと思って勉強すると記憶は定着が難しくなります。

 

この勉強が嫌だと思わない気持ちを作ってあげるのも大事になってきます。

 

海馬は、空間把握能力にも関係があるため

勉強で休憩したい時は、一旦外に出たり、運動をすることで無意識の記憶力アップにつながっているため、休憩もまた大事な行動につながります。

 

脳は、何もやって無い時に活性化する部位もあります。

「デフォルト・モード・ネットワーク」と言います。

 

何もやって無い時の方が、記憶の整理や記憶と記憶を繋げたりと気づかずに

フル回転させています。

 

なので、ボーとする時間があるのは良いことなのですが、

一日ボーとするのも脳は疲れて休めないことがあります。

 

そこで、好きなことをして一旦勉強から離れるのがいい休憩にもなります。

 

最後にエビングハウスの記憶実験からくるおすすめの勉強の時間帯を書いていきます

① 朝は、長文読解など理論的思考が必要な勉強

② 就寝前に暗記系

これは、寝る直前に覚えたものをまず海馬にストックされるからです

③ 空腹時にしっかり勉強

空腹時は、グレリンというホルモンが胃から放出されるため長期増強が起こり記憶しやすくなるから

まとめると

・勉強を楽しい気持ちで

・復習のタイミングが大事

・勉強のタイミングも大事

・休みすぎると脳が逆に疲れるからボーとしすぎない

すごく当たり前の事が大事って話でした!

己を知り病を知れば100歳危うからず

なぜレッスンのメニューの中に勝ち負けが必要なのか

こんにちは、キクチです

本日は、【なぜレッスンのメニューの中に勝ち負けが必要なのか】です。

僕は、スポーツをしている子に対して指導する時、

体力をつけるためにひたすら長距離を走るメニューをさせないのですが

それは、

スポーツは、相手がいて、切り替えしがあり、急停止があり、コンタクトがあり、リアクションがあり、何より判断があるからです。

ただ走るんじゃ、試合で走れるようにならないし、ゲームで発生するインパクトをトレーニングで再現できなければ、試合でパフォーマンスができないと思うからです。

それに追加で

僕は絶対、勝負をさせて順位をつけます。

勝敗は、小さい時からつけない方が良いって意見も聞きますが、メンタル的な話は置いといて

試合で走った時と本番に近い練習内容で走った時(どちらも同じ距離)

血中乳酸は、圧倒的に試合のほうが高いとデータが出ています。

と言うことは、

相手と競うとか、失敗できないとか、負けたくないとか、「試合という環境」が情動に及ぼす影響はとても大きく

その状況を練習でも作り出していかないと

本番では異常に疲れて本来の実力が発揮されなくなるからです。

これは、テストや受験にも繋がる話で

テスト当日や受験など、緊張からホルモンや神経系が乱れて、頭が回らなくなるのを防ぐのにも繋がります。

いかに本番で力を発揮できるか!

それがメニューに勝ち負けが必要な理由です。

運動神経?どこの神経??

こんにちは、キクチです。

本日は、運動神経についてです。

皆さん「運動神経が悪い」という言葉をよく聞くと思いますが、実際には

「運動神経」というひとつの神経は、存在しないということです🫢❗️

 

運動は複雑なプロセスであり、「脳や脊髄」、「末梢神経」、「筋肉」など、複数の要素が連携して行われています。

運動の正確さや巧さには、いくつかの要素が関与しています。

 

例えば、

「脳の運動制御領域」

「神経回路の発達状況」

「運動に関わる筋肉の力や協調性」

「身体の姿勢やバランス感覚」

「感覚情報の処理能力」

などが重要です‼️

 

また、運動能力は個人によって異なります。

遺伝的な要素も影響しており、生まれつき持っている身体的な特徴や素質が運動能力に影響を与えます。

ただし、遺伝的な要素だけでなく、環境や経験の方が運動能力に大きな影響を与えます‼️

ですから、運動能力を向上させるためには、適切なトレーニング指導が重要です‼️

 

適切なトレーニングや継続的な努力によって、脳と筋肉の連携や神経回路の発達を

促進することができるからです。

特に継続的に努力することが神経回路の発達には、とても有効です‼️

つまり、「運動神経が悪い」という言葉は、実際の状況を単純化しすぎていると

思います。

 

運動能力には、さまざまな要素が関与しており、個人の能力を総合的に評価する必要があるため

○○の動きができないから運動神経が悪い!とは言えません🙅‍♂️

 

結論として、運動能力を向上させるためには、運動神経そのものが問題ではなく、

継続的なトレーニングや適切な指導、適切な環境が重要な為、

複数の要素が組み合わさった運動を指導者がしっかりと楽しく提供できるかが大事

だと思います。

キクチ

骨の構造から読み取る機能

こんにちは、キクチです。

本日は、【骨の構造から読み取れる身体の使い方!】です。

突然ですが、プランクの姿勢をとってみてください!!

想像でもいいです!

その時、前腕はどんな風になってますか?

上の画像のどちらかになってると思います。

じゃあ、これどっちが良いか分かりますか?

正解は、【目的によって使い分ける!】です!

画像の上の人は、前腕を回内してるため

橈骨(親指側)でも身体を支える事になっています。

逆に下の人は、回外しているため

尺骨(小指側)で身体を支えている事になります。

この時、骨の構造から考えると

橈骨は、捻れながら回る動きができますが

尺骨は、真っ直ぐのままで捻れたりしません。

その為、橈骨側は、捻れたりして動きやすくなっている骨のため

身体を支えようとしても安定性が欠けます。

逆に尺骨側は、動くことが無い真っ直ぐな

骨のため身体を支えると安定性が増します。

これを知った事で、プランクをする時は、

目的によって手の向きが変わる事が分かります!

更に足の方も考えてみましょう!

小指側と親指側どちらに体重をかけると

プランクしてる時に安定すると思いますか?

答えは、実際にやってみて感じてみてください!

全く違うのが感じれると思います!

不安定の中で身体を支える基本を鍛えたいのか

まずは、基礎となる安定力を鍛えたいのか

目的によって使い分けてみてください!

ストレッチの真実

こんにちは、キクチです。

 

本日は、ストレッチについてです。

関節可動域を広げるのにストレッチは、各部位、何秒すると良いか知っていますか?

 

2023年の最新情報では、若年者と高齢者で分けて秒数が違うことが分かっています。

 

答えから書くと、『若年者は30秒』、『高齢者は60秒』

と結果が出ています。

 

では、ストレッチの時間を30秒×1回と、10秒×3回では、どちらが良いか分かりますか?

 

答えは、どちらも関節可動域が広がります!

 

なので、ストレッチの時間が短くても回数こなせば大丈夫です!

これは、姿勢を維持するのがきつい人には良い情報だと思います。

 

また、週何回やれば効果が出るのか?

 

これは、週3回実施すると効果がみられたと出ていますので、是非ご家庭で週3回はストレッチしてみては、いかがでしょうか?

 

ただ、脊髄損傷者や神経疾患患者にはストレッチで可動域が改善されたデーターが少なく、今の所、効果が期待できないと言われています。。。。

 

 

次にスポーツにおいてのストレッチの話になります。

 

ストレッチをする事で障害予防と言われてきたと思いますが、現段階では効果的な介入方法ではないと結論付けられています。

 

ですが、肉離れや腰痛に対しては、予防ができる可能性があると言われています。

 

また、スポーツにおいてストレッチをしたことで障害・外傷が増えたデータは無いのでストレッチをする方がいいとは思います。

 

しかし、知っている人も多いと思いますが、ストレッチによって筋力低下が確実に起こるので

ストレッチのタイミングが大事になってきます。

 

スポーツの現場では、20秒のストレッチに留めており

ストレッチ後、10分の有酸素運動をする事で筋力低下から回復することが明らかになっているため

ストレッチ後に有酸素運動をします。

 

 

スポーツを本格的に習わせているお子さんには

ストレッチ後にウォーミングアップをする事をお勧めします!!

 

 

子供を文武両道に育てる!

こんにちは、キクチです。

突然の質問です。

”勉強ができてスポーツ万能”

そんな【文武両道】を地で行く子が周りにいませんか?

本日は、運動と勉強は無関係では無い!

って内容をお伝えします。

姿勢を整えるだけで、学力が上がると言われることがありますが

実は色んな実験からも本当の事だと分かっています。

これは、背筋を伸ばすと空気の取り込みが盛んになり

脳に酸素が十分に行き渡る様になります。

その結果、集中力が高まり、学力向上につながるのが一番濃厚な説となります。

ポイントは、【抗重力筋】です。

文字から分かるように、”重力”に”抗う”筋肉のことです。

この抗重力筋が働くと、胸が開いた状態で座る事が苦でなくなり

常に内臓が正しい位置に保たれます。

逆に抗重力筋が弱いと、姿勢が安定しません。

胸が丸まって肋骨が内側に閉じてしまい、呼吸が浅くなるためです。

すると脳にも酸素が行き渡らなくなり、集中力を欠いた状態になります。

レッスンの中で、行われる動きには、

この抗重力筋をターゲットにしたメニューも

あるため脳の発育・発達にも効果的です。

お父さん、お母さんも【抗重力筋】を

鍛える事で、腰痛、肩凝り、膝痛の解消や

猫背等の姿勢改善に繋がるので、

是非、お家でもお子様の姿勢に注意して見てあげて

一緒に抗重力筋を鍛えてみてください!

抗重力筋の鍛え方は、色々ありますが

ご自宅で簡単にできる

【バックエクステンション】をお勧めします。

調べるとフォームが出てきますが

一つだけ注意するポイントがあります。

それは、手のひらを外旋させてください。

内旋させてる画像や映像がありますが

解剖学的、運動連鎖的に見て全くの間違いです。

そこだけ注意して、頑張ってみてください!

運動と学力は、無関係では無い!

こんにちは、キクチです。

本日は、

『運動が集中力を高める』について書いていきます。

 

勉強ができてスポーツ万能。そんな【文武両道】を地で行く子が周りにいませんか?

 

じつは、運動と勉強は無関係ではありません。

 

姿勢を整えるだけで学力が上がると言われることがありますが、実はその通りです。

 

これは、背筋を伸ばすと空気の取り込みが盛んになり、脳に酸素が十分に行き渡る様になります。

 

その結果、集中力が高まり、学力向上につながります。

 

ポイントは、【抗重力筋】

 

文字から分かるように、”重力”に”抗う”筋肉のことです。

 

この抗重力筋が働くと、胸が開いた状態で座る事が苦でなくなり、常に内臓が正しい位置に保たれます。

 

逆に抗重力筋が弱いと、姿勢が安定しません。

 

胸が丸まって肋骨が内側に閉じてしまい、呼吸が浅くなるためです。

 

すると脳にも酸素が行き渡らなくなり、集中力を欠いた状態になります。

 

レッスンの中で、行われる動きには

 

この抗重力筋をターゲットにしたメニューもあるため脳の発育・発達にも効果的です。

 

是非、お家でもお子様の姿勢に注意して見てあげてください。

運動と子供の自立性:科学的な視点から見る重要性

 

子供の成長において、自立性の養成が健康的で成熟した個体として育つために極めて重要です。

このプロセスにおいて、科学的なデータと研究から明らかになっているのが、運動が自立性の促進に果たす役割です。

詳しく書いていきましょう。

 

運動と健康の密接な関係

運動は単なる体力向上だけでなく、心身の調和にも寄与します。

米国小児科学会(AAP)の研究によれば、運動は心臓機能や免疫系の向上にもつながり、子供たちが健康的で活力ある生活を送るための基盤を築くことが示されています。

運動は単なる身体的な活動だけでなく、脳の発達にも影響を与え、認知機能を向上させることが報告されています。

 

模倣行動と自立性の芽生え

子供が3歳や6歳の頃に模倣行動を通じて学び始めることが、自立性の芽生えに繋がります。

この時期の模倣行動は、他者とのコミュニケーションの基礎を築きます。

例えば、親や兄弟の行動を模倣することで、子供は他者との相互作用や社会的なルールについて学び、自らのアイデンティティを確立していくのです。

 

グループ活動の学び

チームスポーツやグループ活動を通じた経験は、子供たちに対して協力やコミュニケーションの重要性を教えます。

共同作業を通して目標を達成することで、子供たちは自分自身だけでなく、他者との協力の喜びや効果を学びます。

これが、将来的な仕事や社会生活において重要なスキルとなります。

 

子供の自立性と未来

運動を通じて培われた自立性は、子供たちが将来の課題や挑戦に立ち向かう際に強固な基盤となります。

自分の身体や心を理解し、他者と協力し合える力が、彼らが健康で自立した大人へと成長する上で不可欠です。

 

結論

運動は、単なる身体活動に留まらず、子供たちの健康と自立性の向上に寄与する重要な手段です。

科学的なデータと研究結果から見ても、運動は成熟した個体としての土台を築くために欠かせないものです。

親や教育者は、この知識を活かし、子供たちが身体的にも精神的にも健康で、自らの人生を積極的に築いていけるようサポートすることが必要だと思います。

子供の運動と学力の関係: 実データから見る影響

子供の発育において、運動と学力の結びつきはますます注目を浴びています。最新の研究によれば、運動と学力は緊密に結びついており、子供が適切な運動をすることが学習にどのような効果をもたらすかを理解する必要性が高まっています。

脳の発達と運動の関係

運動が子供の学力に及ぼす影響は、脳の発達に根差しています。例えば、運動を通じて鍛えられた筋肉と協調性は、特定の脳領域を刺激し、神経経路を発展させる手助けとなります。米国教育省の最新の調査によれば、定期的な運動を行う子供たちは、数学や言語の能力において明らかな向上が見られるとのことです。

血行促進と脳の機能向上

あるサイトでは、運動が促進する血行が脳の機能向上に寄与し、これが学習に良い影響をもたらすと報告されています。血行の改善は、脳への酸素や栄養分の供給を増やし、学習効果を向上させる可能性があります。同時に、運動がストレス軽減に寄与し、これが子供たちの注意力や集中力向上の鍵となることが示唆されています。

親や教育者の役割

親や教育者にとっては、子供たちに運動を奨励することが学力向上への一翼を担っていることを理解することが重要です。運動の機会を提供し、健康的な生活習慣を育むことが、子供たちの学習と成長に積極的な影響をもたらします。

まとめ: 子供の運動と学力には科学的な裏付けがあり、その効果は明らかです。親や教育者は、子供たちに運動の重要性を理解させ、適切なサポートを提供することで、彼らの学力向上と健康な発達を促進できるでしょう。

“子供の成長に与える運動の魔法”

子供たちの健康と成長において、運動は不可欠な要素だと思っています。

運動には多くのメリットがあり、それが学力向上にもつながることが研究によって明らかにされています。

 

例えば、

運動による子供へのメリット

 

  • 健康な体重維持: 適度な運動は肥満の予防につながります。子供たちが健康な体重を維持することは、将来の生活の質を向上させます。

 

  • 骨と筋肉の発達: 運動は骨と筋肉の成長を促進し、身体機能の基盤を築きます。これにより、子供たちは健康な身体を維持し、怪我のリスクを低減できます。

 

  • 社交的スキルの向上: 運動教室での活動は、協力やリーダーシップのスキルを育みます。仲間との連携や協力を通じて、子供たちはコミュニケーション能力を向上させます。

 

  • ストレス軽減: 運動はストレスを軽減し、子供たちがリラックスして健康的な心の状態を保つ手助けとなります。これが学業においてもポジティブな影響を及ぼします。

 

運動が促す学力向上

  • 脳の活性化: 運動は脳の血流を増加させ、新しい神経結合を促進します。これにより、学習と記憶のプロセスが効果的に進みます。

 

  • 注意力と集中力の向上: 運動は子供たちの注意力と集中力を向上させます。これが学校や宿題においてもっと効率的な学習が可能になります。

 

  • 問題解決力の向上: 運動は問題解決力を養う一環となります。アクティビティを通じて挑戦に立ち向かい、解決策を見つける経験が、学業においても生かされます。

 

  • 協力とリーダーシップの発展: チームスポーツやグループ活動は協力とリーダーシップのスキルを向上させます。これが学校や将来の職場での協力に繋がります。

運動教室ではこれらのメリットを最大限に引き出し、子供たちが健康でバランスの取れた発展を遂げられるようサポートしています。

子供たちが自信を持ち、学び興味を広げる手助けとなることを願っています。

 

菊池ジム

キクチキッズスポーツ

菊池ジムのECサイト完成

本日、ECサイトが完成しました!

今後こちらに動画を載せていくのでよろしくお願いします。

 

子供の運動神経に噛むことは大事?

こんにちは、キクチです。

本日は、噛む重要性についてです。

早速ですが、噛む事で得られる効果がこちらになります

 

 

1. 筋力アップ

重いものを持ち上げる場合など、グッと力を入れようとすると、自然と口の周りにも力が入りますよね?

歯をしっかりと食いしばることで、筋力が4~6%程度アップすると言われているんです。

上下の歯が合わさると、「噛んだ」という情報が、脳の「運動野」という場所に伝達され、体を動かす「骨格筋」などの反応や動きに影響を与えます。

 

 

2. 重心、姿勢の安定効果

上下の歯でしっかりと噛めている場合と、噛み合わせが悪い場合とでは、重心動揺に違いがあります。

噛み合わせが悪いと重心がブレやすいことが沢山データにあります。

 

また歯を噛みしめると、首にある胸鎖乳突筋などの筋肉に力が入り、首が安定します。

 

首が安定すると体の軸がぶれないので、結果的に体が動かしやすくなったり視線が定まったりするため、パフォーマンスの質の向上につながります。

 

私たちの身体は姿勢を保とうとすると、咬筋という噛むための筋肉を働かします!

 

この時に咬筋は咀嚼筋の一部でありながら、反射的に「抗重力筋」として身体の平衡感覚の維持という役割を担っています。

 

 

噛む力と運動能力の関係において、しっかりと噛める子どもの方がいい成績を収められることが、スポーツ能力テストの結果から明らかにもなっています。

運動が苦手なお子さんは、噛むことを意識づけると運動能力の向上につながりやすいかもしれません。

 

 

噛むことは筋力の発揮に有効に作用し、噛みしめると体軸を安定させます。

 

しかし、速く身体を動かす場合は、常に噛むのではなく、噛むタイミングが重要になってきます。

 

100メートル走だと、一流の選手たちは、スタートから数メートルはしっかりと噛んで、後半は口の周りの力を緩めて走っています。

 

これは噛むことで、スタート時の姿勢を安定させると同時に、スピードに乗るために地面をより強く蹴っているためです

 

後半は、手足をスムーズに動かすため身体に余計な力が入らないよう噛む力を弱めリラックス状態をつくってます

 

このように、噛むことが筋力、姿勢の安定、運動能力向上に関わっている為、

 

お子様の歯磨きをしっかりやって虫歯にならないように気をつけてください!

寝る子は育つ!寝ない子は?

こんにちは、キクチです。

本日は、睡眠について配信していきます。

睡眠を取らないと身体に悪いってのは、知ってるけど

なんで悪いのか?って知ってますか?

調べると、血液、臓器、心身、などに影響があるとは書かれてますが

実際の原因って、現代の科学でも分かっていないんですよね!

しかし、最近ハーバード大学が睡眠の実験の結果の論文を出して

世界的に評価されました!

その内容を書いていきます。

まず、人間で実験はできないので、何で実験するかというと

『ハエ』です。

ハエ??ネズミじゃないの!って、なると思いますが、

ハエの遺伝子や行動習慣は、人間に近く遺伝子の組み替えもしやすいので

ハエで実験は、最初に通る道です!

このハエの遺伝子を組み替えて、まず寝ないハエを作ったそうですが

この寝ないハエを作っただけでも、世界的にとんでもない事だそうです!

でも、目的は睡眠不足が起こす身体への悪影響のため

このハエをわざわざ発表しなかったそうです。

話は戻りますが、

この寝ないハエと通常のハエの寿命を比べると寝ないハエの方が圧倒的に死ぬのが早かったと。。。

で、このハエの脳を今までは、調べてたんですが

今回、『腸』に注目して調べたそうです!

今までは、脳で何か起きてるんじゃないか?と実験されていたので、気づかなかったそうですが

腸の中に大量の死んだ(酸化した)細胞が検出できたそうです。

ここで、寝ないハエに抗酸化物質を与えたり、腸内の抗酸化物質生産遺伝子を活性化させると

寝ないハエの寿命が普通のハエと一緒になったそうです。

結果、睡眠不足が酸化を促し、腸が損傷して病気になってしまうんじゃないかと!

腸は、ウイルスや菌が体内に入らないようにする役目もあるため納得できる内容ですよね。

また、違う実験では

タンパク質が体内で足りていないとすぐ起きてしまう事も分かっています。

この実験も面白いのですが長くなるので、直接聞いてくれれば答えます。

で、上記の実験から何が考えれるかと言いますと

タンパク質をしっかり摂るようにするのと、腸内環境整えて腸が酸化しないように

ビタミンやミネラルを摂ることが、良質な睡眠に繋がるよね!ってことです。

それに良質な睡眠をとることが子供の成長ホルモンを分泌させて

睡眠時の筋肉の弛緩で血流の流れも良くなり栄養が全身に行き渡ることで成長につながるし

血流の流れが脳に与える効果も大きいので学習にも影響が出るよ!って事で

よく寝る子は、育つ!!!

子供の時から意識してほしい、運動性と安定性

こんにちは、キクチです。

 

前回が難しい内容だったと思うので、今回はシンプルに体の話になります。

 

関節に関係する言葉で

 

『モビリティ』、『スタビリティ』

 

って、聞いたことありますか?

 

人間の関節は、モビリティ(運動性)、

 

スタビリティ(安定性)に分けられるんですが、これが交互にとなり合ってます!

 

交互に隣り合ってるのも凄いですけど

 

これ、筋肉のエラーとかでモビリティの役割が出来なくなってると

 

スタビリティがモビリティの役割をしだすんです!!

 

助け合って身体って動いてるんですよね!

 

でも、そのせいで痛みが発生します……笑

 

 

そりゃ、動いちゃダメな関節が動いてるんで当たり前なんですけどね

 

話し戻します!

この各関節の動きのイメージが難しいと思うので、

 

例えば、ボールを胸の前に持ってきて

 

後ろに引いた状態から投げるまでのイメージをしてください。

 

肩関節(モビリティ)

肘関節(スタビリティ)

手首(モビリティ)

手のひら(スタビリティ)

の順番に力が伝わり、動いてるのが分かりますか?

 

力を発揮するには、動く所を十分に動かし、固定される所はしっかり安定させる必要があります。

 

運動で時に重要なのが、肩甲骨と骨盤になります!

 

肩甲骨と骨盤は、両方の性質を持っていて、背骨を介してつながってるんですけど

 

これは分かりやすい動きがあって

 

椅子に座って、骨盤を前傾、後傾って交互に10回ほど動かしてみてください

 

骨盤が前傾すると、胸が張って、骨盤が後傾すると猫背みたいになるかと思うのですが

 

この時に動きがぎこちないと腰痛の人か腰痛になる可能性が高い人になります。

 

これが、肩甲骨と骨盤の関係性です。

 

モビリティとスタビリティの両方の性質を持っているため運動に大きく関わってくるのですが

 

これ聞くと【どんな動きが大事ですか?】って疑問が生まれると思います。

 

答えは、『柔軟』になってきます。

 

筋肉柔らかくないと関節もちゃんと動かないですからね!

 

という事で、身体に痛みがある人は、

 

柔軟ちゃんとやりましょう!

 

そして、体を壊す柔軟ってのがあるのですが

それは、僕に聞いてくれたら教えます🙆‍♂️

文だと難しいので‼️

細胞が入れ替わるのになぜ老いるのか

こんにちは、キクチです。

前回の配信の続きになります。

 

前回の話をするとよくこんな質問が出ます。

 

・どうして入れ替わっているのに老いるんですか?

 

・入れ替わっているのに、どうして記憶は保持されているんですか?

というもの

 

まず前者の

・どうして入れ替わっているのに老いるんですか?

についてですが

 

前回話した通り、僕らの体っていうのは、合成と分解を繰り返してます。

それによってエントロピー増大の法則に対抗してるわけですけど

 

「完全にはリニューアルしきれない」

 

というのが、回答になります。

 

部屋の掃除をしても

家具の隙間とかにほこりがどうしても残るじゃないですか…

そんなイメージです!

 

それと同じように細胞を作り変えても、少しだけ酸化物老廃物が残ってしまいます。

 

こうやって残った酸化物や老廃物が長い時間をかけて、少しずつ蓄積していくこと、これが「老化」なわけです

 

ですから、アンチエイジングというのは、これらを如何に除去していくかという闘いになるわけです!

 

さて、もう一つの後者の質問は

 

「入れ替わっているのに、どうして記憶は保持されているんですか?」

ということですけど

 

記憶というのは「物質」ではなく「状態」なんです

 

つまり、記憶が脳の中のタンパク質に蓄積されていれば、確かに分解された時点で記憶は無くなってしまうけど、実際は

 

神経細胞(ニューロン)が連携した回路網として保存している

 

記憶の増強っていうのは、シナプスによって作られた回路に何度も電気が通ることで起こるわけですけど

この電気の通り道であるシナプスは確かに分解して交換されちゃいます

けど、「ニューロン同士の関係性」は保たれているんです!

 

よく、これを例える話で「山手線」が使われるんですけど

駅であるとか線路は、どんどん作り変えられるじゃないですか?

けど、『駅と駅の関係性』は変わらないですよね!

 

池袋の次が目白、その次が高田馬場、新大久保、新宿、原宿、渋谷…

ていう、この関係性は変わらない

 

けど、線路も電車も駅そのものも、壊れる前に交換する!

これと同じことが脳にも言えるわけで

駅と駅、つまり細胞と細胞の関係は保たれているから山手線同様、記憶も消えないで残るわけです。

 

と、ちょっと難しい話になっちゃいましたが、面白いと思ってもらえたら嬉しいです。

菊池

生命はエントロピー増大の法則に逆らって生きている

こんにちは、キクチです。

早速ですが、『エントロピー増大の法則』 って聞いたことありますか?

これは、「秩序のあるものは、秩序が無い方向にしか動かない」

という法則なんですけど

 

例えば

 

整理整頓した机の上も時間が経つと段々本が重なっていったり、コーヒーこぼしたり

 

淹れたてのコーヒーも10分経てばぬるくなってきたり

 

これらはエントロピーが増大するからです。

 

当然、生物も同じようにエントロピー増大の法則に脅かされているわけですけど

 

建てたばかりでピカピカのタワーマンションでも、時間が経てばどんどん痛んでくるじゃないですか

300年くらい経てばもう住めないだろうし

 

3000年経てば形も無いと思います。

 

じゃあ、生命はというと

38億年もなくなることなく続いてる!

 

これってちょっと不思議なことだと思いませんか!?

 

言い換えれば

「生命はエントロピー増大の法則に逆らって生きている」

ということになるわけですけど

 

これは建物とかと「逆」の戦略を取ってるわけです

 

建物とかは、普通長持ちさせようとしたら頑丈に作るじゃないですか

 

でも生き物っていうのは違います!

最初から頑丈には作らない、常に分解(破壊)して、捨てて、作り変える

という戦略を取っているんです!

 

つまり、エントロピー増大の法則よりも先回りして

自分を積極的に壊して、作り変える

こういうことをして僕らは生きているわけです!

 

 

シェーンハイマー先生というドイツの生化学者で

 

「食べ物は体で何になる?」

 

ということを研究した方がいます。

 

簡単に言うと 僕ら人間であってもなんでも

 

全てのものは細かく分解していくと

 

酸素であるとか窒素であるとかの塊になるんですが

 

それっていうのは食べ物も一緒なので

 

じゃあ、食べ物のそういう炭素とかの粒子は

 

体のどこに行ったのか?を追跡する実験をしたんです

 

「そんなことが出来るのか?」

 

と思いそうですけど、出来ちゃったんです!

 

食べ物の粒子にペンで色を付けるみたいなこういう実験をした人がいるから

 

「僕らは食べたもので出来ている」

なんて、今では当たり前に言われていることが実証されているわけです

 

で、このシェーンハイマー先生はさらに

 

体の色んな部分でこの実験をしています。

 

髪とか爪が交換されているのはイメージしやすいじゃないですか

 

でも、実際は体のあらゆる部分が入れ替わっていますよね

 

じゃあ、全ての部位が同じスピードで入れ替わっているかっていうと、そうじゃないんです。

 

この交換は部位によって早い遅いがあります。

 

どこが一番早いかっていうと

消化管の細胞だということが分かっています!

 

だいたい2-3日で分解されてしまう

 

同時に食べたものでまた新しい細胞を作って入れ替わっていくと

 

だから、皆さん多くの方がうんちの主成分は食べ物だと思ってますけど

 

実は分解されて捨てられた細胞のカスです。

 

消化管は2-3日で入れ替わるし

 

筋肉だと2週間くらい

 

と、考えると「昨日のキクチ」と「今日のキクチ」実はちょっと入れ替わっていると考えれます。

 

これが数週間とか、数カ月とか経つと結構、もう違う人

 

1年とかだとほぼ別人と言えるわけです

 

余談ですが、毛も部位によって生える周期違うので脱毛されている方は、

部位によって打つタイミング変えないともったいないですよ。

知ってて言わない先生多いです。

 

菊池

3歳から運動をオススメする理由

皆さんこんにちは!

本日は、キクチジムが、3歳から受け付けている理由を簡単に書いていきます。

 

子供の健康的な成長には、運動が欠かせません!

実は、3歳から運動を始めることが、子供の身体や心の健康に大きな効果をもたらすことが最近のデータからも分かっています。

 

まず、運動によって、筋肉や骨が強化され、将来的に骨の問題を予防することができます。

また、心肺機能が向上することで、生活習慣病にかかるリスクも低くなり、

さらには、運動によって脳の機能が高まり、認知能力や集中力が向上すると言われています。

 

運動は、社交性の向上にもつながり、友達と遊んだり、協力したり、競い合ったりすることで、

子供は、自己表現力やコミュニケーション能力を向上させることができます。

そして、運動によって自己肯定感や自己信頼感が高まり、自分自身の成長を実感することができると言われています。

 

ですから、親は子供が興味を持ちやすい運動を提供することで、運動を楽しく続けられる環境を作ることが大切です!!

なので、子供の健康的な成長には、3歳から運動を始めることが大切です。

 

キクチジムは、色んな動きをレッスンの中に取り入れているので飽きが来る事なくレッスンが終了すると思います。

また、色んなスポーツの動きをやってもらうので、学校の体育などで初めてやる動きでも、意外にできたりすると思います。

そこから自信にもつながっていくと思うので、是非気になった方は、

体験レッスンにきてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

菊池

脂肪燃焼は、3つのメカニズムがあるって知ってる?

皆さんこんにちは!

突然ですが脂肪燃焼って聞いたことあると思いますが、

これって燃焼にも順番があるんですけど、知ってますか!?

 

分解→運搬→燃焼という流れで燃焼するんです!

 

それを踏まえて、今回は、運搬効果を上げるオススメの栄養素を紹介します!

 

それは、L カルニチンです。(以下カルニチンと書きます)

カルニチンは、脂肪を燃焼できる焼却炉まで運ぶという重要な役割があります。

 

このカルニチンを増やす方法は、2つ!!

 

①食品から摂取する

カルニチンが豊富に含まれる食品は、『赤身肉』と言われるものです!

100gあたりのカルニチン量

マトン・・・210mg

ラム・・・80mg

牛・・・172mg

豚・・・21mg

鶏・・・10mg

こんな感じです!

鶏肉は、高タンパクですが、カルニチンが少ないんです

こうやって見ると色んなお肉を食べた方が栄養が摂れるので、色々食べる方がいいですよね!

 

 

②体内で合成する

タンパク質を原料として、鉄、ビタミンC、ビタミンB6、ナイアシンから作れます。

ビタミンB6やナイアシンは、意識しなくても摂れている人が多いですが、女性には不足しがちな鉄やストレス環境化で大量に消費されるビタミンCは、特に意識して摂取したい栄養素になります。

 

普段生活している中で意識しないとカルニチンを摂る機会が少ないですが、

脂肪の燃焼には欠かせない必須の栄養素なので、ぜひ食事に取り入れるかサプリメントを飲んでみてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

菊池ジム

 

休養の種類って知ってる!?

皆さん、こんにちは!

突然ですが休養にも種類があるのはご存じでしょうか??

 

「休養」というと、睡眠とかゴロゴロするとか、そっちが頭に浮かびがちだと思うんですけど

それは、消極的休養(Inactive Rest)と言います!

 

もう一つの休養が積極的休養(Active Rest)と言います!

 

皆さん積極的休養ってどういうことかご存じでしょうか??

積極的休養っていうのは、簡単に言うと

「軽運動」

のことです。

 

散歩するとか、ストレッチするとか、キャンプ行くとか、軽く身体を動かして心身のリフレッシュをしましょうね!ということなんですけど

 

積極的休養をすると何が良いか!?って

当然ですけど、血流が良くなって、全身に酸素や栄養が行き渡る

加えて、脳内にドーパミンやセロトニンなどの快楽物質が分泌されて疲労感が軽減するとかです。

 

具体的に何を始めたら良いかというと、有酸素運動です!

 

有酸素運送するなら、朝と夜どちらがいいですか?って聞かれる方多いですが

僕の答えは、どちらでもいいと思ってます。

 

朝が強い人も弱い人もバラバラですし、自分にあった生活スタイルに組み込んでください!

 

 

有酸素運動するメリットは、いっぱいあります!!

メンタルもですが、身体の中(内臓やホルモン)にも色んな効果があるんです!!

・血糖値コントロール

・自律神経が整う

・体温上昇からの免疫力UP

・睡眠の質向上

・体力向上

などなど!!!

 

夜寝ない子、風邪を引きやすい子、体力がない子

是非、運動を生活に取り入れてください!!

 

寝るだけが休養じゃないよ!って話でした!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

菊池ジム

ビタミンKからなぜか睡眠の話に

皆さんこんにちは!

今日も基本的な栄養素書いていきます!

 

本日は、ビタミンKについて!!

ビタミンKは、カルシウムイオンの作用を受け、血液の凝固に働きます!

 

このビタミンが不足すると血液の凝固が遅れ、出血しやすくなると言われています💦

ビタミンKは、血液を固めるためのフィブリンを作る過程で必要になってきます!!

 

また、骨を作る上でも重要な脂溶性ビタミンです。

特に「納豆」は、ビタミンKの補給源でもある為意識していただけると良いかと思います!

 

ひきわり納豆普通の納豆では、「ひきわり納豆」の方がビタミンKは多いようなので、どっちでも食べれるよ!って方は

ひきわり納豆を食べるようにしてみてください!

 

ビタミンKとは、関係ないですが朝に植物性のタンパク質を食べると、夜の睡眠に作用するホルモンに良いので

お子さんで夜に寝るのが遅い子などには、朝から味噌汁に豆腐を入れて、納豆も食べてみてください!

別の記事でまた詳しく書きます!

 

納豆繋がりでもう一つ!笑

夜に納豆を食べるとナットウキナーゼって栄養素が血液のつまりを改善してくれるので、夜もオススメです!

納豆の宣伝みたいになっちゃいましたが!笑笑

 

今回もビタミンKの画像を貼り付けるので、摂取基準摂りすぎた場合不足した場合、食品、の所だけでも

しっかり見てもらえると嬉しいです!!

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

菊池ジム

若返りのビタミンE

皆さんこんにちは!

本日は、ビタミンEについて書いていきます!

 

ビタミンEは、筋肉の『疲労緩和』や『末梢血管の循環を促進

また、生体膜の不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、細胞を守る働きがあったり

他にも、活性酸素の攻撃で細胞の膜が酸化されるのを、自身を身代わりとすることで守る働きがあります。

なのでビタミンEは細胞膜の中での濃度が高い栄養素です!

 

酸化されたビタミンEはビタミンCによってもう一度使える形にもどされます。

ビタミンECは細胞を守る抗酸化セットとして特に重要です。

 

小学生ぐらいのお子さんには、成人女性ぐらいの量摂っても良いので、過剰摂取等、気にせず

摂るのを意識してください!

食事でカボチャやピーマン、おやつにナッツなどで補給もオススメです!

 

一緒にビタミンA、ビタミンCを摂ると相乗効果でオススメです!

 

下に画像を貼り付けるので、摂取基準摂りすぎた場合不足した場合、食品、の所だけでも

しっかり見てもらえると嬉しいです!!

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

菊池ジム