
高衝撃ジャンプで骨量はどう変わるか?
こんにちは、キクチです。
本日は、2025年6月30日公表された 【高衝撃ジャンプで骨量はどう変わるか?】 を軽くシェアします。
『7〜17歳』を対象に【計940名】を比較した最新データで、
高衝撃ジャンプ(その場で高く跳ぶ/落下着地を伴うなど)は、 『腰椎と大腿骨頸部』の骨量を有意に増やすことが示されました。
数値として
・腰椎 +0.86 g
・大腿骨頸部 +0.11 g
・全身骨量は差が出ませんでしたが、 骨折リスクと直結しやすい“荷重集中部位”で、 効果が出ている点が重要だと思います。
思春期前半は体重がまだ軽く、さらに女子は、エストロゲン分泌が高まり
骨形成感受性がピークに近づく「伸びしろ最大ゾーン」です。
この時期に“短時間・高衝撃”の刺激を定期的に与えると、 18歳頃までに到達するピーク骨量
(生涯骨量の約90%がここまでに形成) の底上げが期待できます。
●家庭で取り入れやすい高衝撃ジャンプ例
(1) つま先でのその場連続ジャンプ『30回』
(2) スクワットジャンプ『10回』
(3) 両足で台(20〜30cm)から軽く下りて着地(5回×2セット) 週に3〜4回やってみてください!
最初は、正しい着地姿勢で (膝が内側に入らず、つま先と膝の向きをそろえ、胸を落とし過ぎない事)を重視してください。
痛み(膝・足首・腰)が出る場合は 即中止し段差や回数を引き下げてください
十分な睡眠(成長ホルモン)、
カルシウム・ビタミンD・たんぱく質のバランスも
“骨づくりに必須です。
是非、ジャンプ運動を日常に取り入れてみてください!